最新美肌ラボ

2.<保水力UP>乾燥肌でお悩みの場合

肌の乾燥対策としては、なんといっても保湿成分のヒアルロン酸が重要になります。

ヒアルロン酸の他にもビオチン、セラミドという2種類の成分もおすすめなので、順番にご紹介していきましょう。

〇ビオチン

ビオチンは、肌の粘膜を強くしてくれる成分で、外部からの刺激に対して、強い肌を作ることが目的とされています。

小児科などでは、肌のデリケートな乳幼児のスキンケアのために処方されることもあります。現在はサプリメントとして服用されるケースも増えています。

〇セラミド

セラミドは細胞と細胞の隙間を埋めて、でこぼことした肌をなめらかにしてくれる成分です。

夜更かしをして睡眠不足になったり、栄養の偏った食事をするなど、不規則なライフスタイルが続いて肌荒れを起こしてしまった時などに、セラミドの力が役立ちます。

ビオチンと同様に、外からの刺激に対して、強い肌を作ることが目的とされる成分です。

外部からの刺激にさらされている肌は、乾燥することで粘膜の力が弱まり、傷つきやすい状態になってしまいます。

冬の手荒れや、水仕事によるひび割れなどが代表的ですね。

肌が傷ついてしまうと、いくら肌の内部にヒアルロン酸などの美容成分を入れてあげても、細胞の隙間から水分が逃げてしまうので、保湿効果を維持することができません。

そこで、ビオチンとセラミドの出番です。

肌を傷つきにくくするビオチンと、細胞間の隙間を埋めるセラミドを組み合わせることで

理想的な乾燥対策が出来上がります。

おすすめのステップは、

・ヒアルロン酸で肌内部を隅々までしっかりと潤す

・水分が蒸発しないように、セラミドで細胞間の隙間を埋める

・傷つきにくい肌にするために、ビオチンで肌を強化する

3.<美白力UP>シミやそばかすでお悩みの場合

シミやそばかすが気になるという人に、ぜひご紹介したい美容成分があります。

それは、ビタミンB群、グルタチオン、AC‐11の3つです。それでは順番にご紹介していきましょう。

〇ビタミンB群

ビタミンB群は、肌が生まれ変わる「ターンオーバー」を促進する成分です。

ターンオーバーによって、肌の基底層で生成されたシミ(メラニン)は、一定のサイクルで肌から剥がれ落ち、新しい細胞へと生まれ変わります。

美肌のカギともなるターンオーバーですが、一般的に30代になるとそのサイクルは乱れ始めてしまいます。

若い頃はだいたい約1カ月の間隔で回っていたものが、次第に時間がかかるようになります。一説には「年齢+10日」が目安になるという考え方もあります。

つまり、加齢に伴ってシミが剥がれ落ちるまでの時間はどんどん長くなってしまうということです。

若い頃に比べてなかなかシミが消えないのは、こうした要因もあったのですね。

このように、ビタミンB群には、乱れてしまったターンオーバーを正常に近づける効果が期待できます。

〇グルタチオン

グルタチオンの役割は実にユニークです。

メラニンには肌色メラニン、黒色メラニンという2タイプがありますが、

肌が紫外線などの刺激を受けてメラニンを作る時には、肌色メラニンと黒色メラニンのどちらを生成するか、選択しているということが分かっています。

肌色メラニンと黒色メラニンのどちらになるか・・・まさしく運命の分かれ道ですよね。

この時に、肌色メラニンを作らせようと積極的に働いてくれるのがグルタチオンなのです。

メラニンは紫外線から肌を守ったり、活性酸素を除去するためにも役立つなど、

健康維持に役立つというメリットもあるのですが、美肌の観点からすると黒色メラニンではなく、当然、肌色メラニンがいいですよね。

メラニンができてしまうことは防げなくても、、

グルタチオンを上手に取り入れることで、肌色メラニンにシフトしていきましょう。

なお、グルタチオンには抗酸化作用もあるので、活性酸素を取り除く効果も期待できます。

美肌を目指す上では欠かすことのできない成分なのです。

〇AC‐11

最後にとっておきの美容成分をご紹介します。

それがAC‐11です。あまり聞き馴染みのない成分かもしれませんが、

権威ある米国食品医薬品局(FDA)で、細胞のDNA修復効果が認められた希少な成分なのです。

それでは一体、何がすごいのでしょうか。

AC‐11には非常に優れた美白効果があることが分かっています。

この美白効果によって、「消えないシミ」を消すことができるかもしれない、そんな夢のような可能性が期待されています。

「今すぐ買って試してみたい!」という方も多いかもしれませんね。

まずはAC‐11配合のサプリメントを探してみてください。まだまだ希少成分なので、市場に多くは出回っていません。

また、価格的には高額になることが想定されます。これから注目の成分と言えるかもしれません。

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